お腹がどんどん大きくなっていく時には

出来てしまった妊娠線、消すことは出来ないのでしょうか?
妊娠5から6ヶ月に入ってお腹が大きくなって行くに従い、妊娠線が現れてきます。
妊娠した女性の6割以上が経験するという妊娠線。
「一度出来てしまった妊娠線は二度と消えない」とよく言われますが、本当でしょうか?
クリームなど、自宅で手軽に妊娠線を消す方法がないかを調べてみました。

1.妊娠線はどうして出来るの?
妊娠線は、皮膚の奥の真皮が断裂することによって出来ます。
皮膚の1番表側の表皮に比べ伸縮力の弱い真皮は、妊娠中期の急激な体型の変化について行けません。
裂けた部分は内出血して線状に赤黒くなります。
赤黒い妊娠線はやがて、傷を治癒する為に盛り上がり白い線になります。
急に太った時に出来るストレッチマーク(肉割れ)と同じ原理です。

2.どんな人に妊娠線が出来やすいの?
初産の方よりも2回目以降の出産の方が出来やすくなります。
出産を経験しているために子宮が大きくなりやすいから、また以前の出産の時よりも年齢を重ねているから、と言われています。
また、お肌が乾燥していたりリンパの流れが良くない場合も、肌の伸縮が悪くなり妊娠線が出来やすくなります。
もし、まだケア出来る段階にあるのであれば、出来てしまってから妊娠線を消すのではなく、予防の為に妊娠線用のクリームを使ってのマッサージで保湿とリンパの流れを良くすることをお勧めします。

3.妊娠線を治す方法は?
妊娠線を完全に消すことは出来ませんが、薄く目ただなくすることが出来ます。
裂けて出来てしまった妊娠線上の表皮が綺麗に傷を覆ってくれれば、妊娠線は目立たなくなります。
妊娠線を消すには、レーザー治療など手術による方法と妊娠線を消すクリームを使う方法があります。
手術による方法、例えばレーザー治療による方法は、真皮やさらに奥底の皮下組織に働きかけるとこで皮膚を再生させ、傷を目立たなくさせます。
また、直接妊娠線のある部分を縫い直し、幅を変えて目ただなくする方法もあります。
妊娠線を消すクリームは、自宅で長期的に使うことにより効果を発揮します。
手術による方法は効果は高いですが、費用も高く手軽に出来るものではありません。
妊娠線を消すクリームなら、自宅で継続して出来るので費用対効果が高くなります。
クリームを使う場合、普通のボディ用クリームでは十分ではありません。
妊娠線を消す効果がある皮膚修復力に優れた、葉酸やアラントイン等が配合されたクリームを選んで下さい。

4.妊娠線を消すクリームでリラックスタイムを
経産婦さんに妊娠線が出やすい理由に、「子供のお世話が大変で、妊娠中の自分のケアまで手が回らないから」があります。
出産後は、初産・経産婦さん問わず自分に手の回らない状態になります。
赤ちゃんのケアと同時に、ご自身のケアもして下さい。
妊娠線の出来る場所は、お腹だけではありません。
お尻や胸、太ももなど全身に出来る可能性があります。
お腹だけでなく全身を妊娠線を消すクリームでマッサージして下さい。
クリームでのマッサージによって妊娠線を消すだけでなく、リラックスした優しい気持ちで赤ちゃんに向かうことが出来ます。

ぜひあなたにあった妊娠線を消す方法を選んで下さい。
妊娠線消す方法